japaneserussiankids's blog

日露国籍問題-国籍確認訴訟から見えてくる国籍法11条1項の問題-

コメント#41-日露国籍問題-東京高裁判決、敗訴、国側に不利な証拠や意見書の内容には全く触れられず-

 

japaneserussiankids.hatenablog.com

 元記事 ↑↑↑ を必ず参照してくださいね~。この記事は元記事の続編です。右側の月別アーカイブ「2017」のところをクリックして日付順に読むと理解しやすいと思いますョ。

 

 速報。本日、東京高裁判決がありました。

 

主文

本件控訴をいずれも棄却する。

控訴費用は控訴人らの負担とする。

 

 大変残念な結果です。驚きをもって受け止めました。なお、本件は最高裁に上告することになっているとのことです。

 判決理由についてはざっと読んだだけで、現時点で精読しているわけではありません。判決理由の中で今回の法律専門家の意見書、つまり、法律論についてはほとんど触れず(触れたらアウトだと言う認識があるんだろう。。。)、司法の独立とは名ばかりで、国側に媚びて見事に逃げ切ったな、というような判決理由でした。この判決理由が合理的だと考えているのだろうか???判検交流という実態や、ヒラメ裁判官という言葉が存在しているように、司法と行政は事実上一体であり、公正な裁判を期待することが難しいのは理解しているわけだが、、、これ程とは。。。

 はたして日本は真の意味で法治国家なのだろうか?民主国家なのだろうか??司法、行政は正義というものを如何に考えているのか???

 1審、2審の裁判長、裁判官に問いたい。「自分の良心に恥じるところは無いか?」

 判決理由についてはその内容を精査した上で改めて報告したいと思います。